Branding Design, Graphic Design, Art Direction, Writing, individual design

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ブランディングの教科書

読破。

面白すぎて一気に読めます。

これは真のブランディングの教科書。

しもつかれブランド会議とoneclassの活動を、私、青栁徹のインタビューとして掲載していただいてます。

しっかりと数ページに渡り掲載いただいていおります。

感謝です。

現代の「ブランディング・ブーム」へのカウンターとして共感しかありません。

私が昨今のブーム化されたブランディング手法に違和感しかなかった部分を、見事に明文化されています。

私の場合、便宜上「ブランディング」というワードを使いますが、もはややっていることはブランディングと定義できるものではないと自分自身考えています。

むしろブランディングという言葉にとらわれて行動制限しても意味がない。

本書に書かれているのもブランディングを越えた働き方論であり、現代の二項対立を打破する脱構築論でもあります。

本書では、能動と受動的な関係性ではなく「中動態」を目指すと記載されています。

私もブランディングとしてコミュニティ運営をするときは仏教的「中道」を意識しています。

関係性として上下ではなく横。

横だけど繋がりすぎない。中道。

ブランドとして定義することは大切ですが、それらを企業内や地域、社会に向けてどう実装するかの方が遥かに難しい。

それには、規定されたブランドを「遂行」するのではなく、ある意味仏教的「無情感」を持って長期的にあたるしかブランド構築はあり得ないのです。

と、ぐだぐだと考えながら企業案件とかやってるんですが、僕のブランド論を継続できた企業は一つもありません。

僕の至らない点は多々ありますが、僕のブランド論は、能動思考の経営者には物足りないんですね。

なぜなら経営者は早く結果が欲しいし、規定してほしいから。

僕みたいに、押し付けず、待ちながら、全体を変えるなんてやり方は、まどろっこしいんですよね。

部下に押し付ければ、部下は受動者になる。受動者を中動者にするには時間がかかる。

いつもそのせめぎ合いです。

だから私は自分のコミュニティである「しもつかれブランド会議」と「oneclass」でそれを検証しています。

規模で言うと

SBM=大企業サイズ:栃木県民

Oneclass=中小企業サイズ:過疎地域住民100名程度

そんなサイズ感で仮説検証しています。

サポーターではなくプレイヤー。

さらにプレイヤーからクリエイターへ。

誰かが考えたことをプレイするのではなく自らクリエイションし楽しむ。

そんな人たちを増やすタイミングがしもつかれうぃーくです。

ひいき目なしに素晴らしい本です。

気になった方は是非こちらから。

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