本日2024.4.26から始まった、渋谷ヒカリエのd47 MUSEUM 第34回展覧会「『NIPPON UMAMI TOURISM 文化を含んだ「UMAMI」の風景』。
私、青栁達が代表を務める「しもつかれブランド会議」が提唱する「しもつかれ」も、栃木県の代表郷土料理として展示されております。
スタート前に内覧会があるということで、伺わせていただきました。
相馬夕輝さんと、中田めぐみさんのセッション内にも「しもつかれ」というワードが飛び出し嬉しすぎました。
急遽出店者として、皆様の前でお話をさせていただく時間をいただいたりと貴重な機会をいただきました。
2018年の1月からスタートした「しもつかれブランド会議」。
その当時から考えたら、しもつかれがこのような立ち位置になるなんて、自分自身も想像していませんでした。
それくらいゴールを設定もせず、ただひたすら土着的に目の前の課題を、仲間と共に楽しいことに転換して続けてきた結果、理解者に見つけてもらうことができた結果です。
本当に嬉しい。
僕らはしもつかれを、唯一無二、オンリーワン、栃木のユニークネスだと考えています。
あらゆるものがコモディティ化される時代感で、このユニークネスを持ち合わせていること自体に価値がある。
超多様化時代に「好き嫌い」や「賛否ある」なんて当たり前のことであり、普通。
それならば、自分自身の琴線に触れたものを信じ、そんな自分自身も信じ、オタク的に楽しんでしまう。
そのくらいの勢いで続けられるかが重要。
以前、イグノーベル賞で「成功の条件」の研究が受賞していましたが、その時の研究では「成功=運」ということでした。
イグノーベル賞というのは考慮しながらも、自分なりに「運」とはどう解釈すれば良いかを考えたことがあって、その時は「必要なタイミングな時に、そこにいることが運」だと考えました。
イメージとして運は「降ってくるもの」と考えると、その降ってくる場所の真下に居ることが「成功の条件」となると言えます。
例えば、運を降らせるものは「時代のニーズ」と仮定すると、常に動いている時代のニーズの線路の先を読み取り、先回りしてその下で降ってくるのを待つ能力、それが成功を掴み取る力なのかなと。
「しもつかれが展示されたくらいで成功者気取りか」と言われそうですが、成功とまでは言えないことは十分理解していますが、僕がしもつかれブランド会議を始めた2018年よりは、時代に先回りできているのかなと思います。
ここで大事なのは、そのものの価値を「再定義する」「捉え直す」「リフレーミング」「価値の転換」をすることで、結果的に先回りして時代に追いついてもらうように設計できるかなのですが、この話はまたの機会に。
いずれにせよ、素晴らしい機会をいただきまして、本当にありがとうございました。
9/15までのロングラン展示ですので、たくさんの方に「しもつかれ君」の勇姿を見ていただければと思います。
詳細は下記の通りです。リンク先もご覧ください。
NIPPON UMAMI TOURISM
会期
2024/4/26(金)~ 9/15(日)
時間
12:00~20:00 (最終入場 19:30)
場所
d47 MUSEUM(渋谷ヒカリエ8F)
休館日
6/4(火)~6/5(水)のみ休館いたします。
入場料
ドネーション形式(会場受付)
能登の食文化を未来につづけるために募金をお願いしております。
「NIPPON UMAMI TOURISM」展での皆さまからのドネーションは、能登半島地震の義援金として、全額を寄付させていただきます。
寄付先|四十沢木材工芸・茶寮杣径・谷川醸造・南谷良枝商店・輪島キリモト
主催
D&DEPARTMENT PROJECT
特別協賛
渋谷ヒカリエ Creative Space 8/
協賛
亀甲萬本店
協力
一般社団法人 農山漁村文化協会
※ミュージアムの最終入場は19:30ですが、館内ショップは以降もご入店可能です。営業終了は20:00です。
※企画詳細は随時お知らせしてまいります。最新情報はウェブサイトやSNSにてご確認ください。
お問い合わせ
03-6427-2301(d47 MUSEUM)